約5.5キロにわたる桜のトンネル 法勝寺川沿いの442本の桜が見頃を迎える 晴天のもと花見に訪れる人々も 鳥取県南部町
山陰地方の桜の名所では各地でソメイヨシノが満開となっています。
鳥取県南部町にある法勝寺川沿いの桜並木は、約70年間、地元の有志が大切に育ててきました。桜の木は442本。約5.5キロにわたって続くまさに桜のトンネルです。桜は3月末から満開となり、4月7日は、晴天のもと次々に人が訪れ、花見をしたり散策をしたりしていました。中には、桜を楽しみながらワインで乾杯をする人達の姿も見られました。
訪れた人
「最高です。お天気も良いし桜もきれいで満開で一番良い時に来たかなと思っています」
「いつもこういう時期に来ていますけどね。気持ちが良いよね。歩いてね」
各地の川沿いに多い桜並木。花見客に土手を踏み固めてもらい水害を防ぐことも桜が植えられた理由の一つだったようです。
きれいな花を咲かせるだけでなく防災にも役立っている桜並木。今年もいろいろな思いをはせてながめてみてはいかがでしょうか。
なお、法勝寺川沿いの桜並木は夜はボンボリによるライトアップが行われています。4月13日ごろまで見頃だということです。