【2024年山陰のスポーツ】パリオリンピック・パラリンピックに大社旋風 ガイナーレにスサノオマジックなど 島根県・鳥取県
■山陰のプロスポーツ
一方、山陰のプロスポーツではー。
今シーズン新たに林監督を迎え、J2昇格を目指して動き出したガイナーレ鳥取。シーズン前半の19試合は4勝6分け9敗と思うような結果が出せません。8月には、シーズン半ばでキャプテンの世瀬選手がほかのチームへ移籍しますが、9月には普光院誠選手が見せたループシュートがベストゴール賞を受賞するなど空気が一転。シーズン後半に入ると3度の3連勝を記録するなど、勝ち点を積み上げます。しかし、シーズン前半の不調が響き最終順位は13位。J2昇格へのプレーオフ圏内の6位には手が届きませんでした。
ガイナーレ鳥取 林健太郎 監督
「失点のところですね、ここを減らしていかないと昇格には届かない思うので、すべての面で質も強度も判断力も来季しっかり準備して開幕を迎えられるようにしたい」
そして、2009年にガイナーレ鳥取に加入後、チームを運営するSC鳥取でGMとしてチームをけん引してきた岡野雅行さんが退任しました。
岡野雅行さん
「やっぱり僕は責任を感じているというか、皆さんに謝らなければいけないのは、J2に昇格できなかったこと。そこは本当に心残りです。今でも皆さんと一緒にJ2に上がりたかった。そこができなかったことが悔しい」
ガイナーレ鳥取は、来シーズン新体制で再びJ2昇格に挑みます。
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そして、B1の島根スサノオマジック。今シーズンは、新加入の外国人選手が躍動しています。ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手やコティ・クラーク選手、エヴァンス ルーク選手などが、今までチームをけん引してきた安藤誓哉選手やニック・ケイ選手などと息の合ったプレーを見せ、勝ち星を重ねています。
島根スサノオマジックの現在の順位は、西地区2位。チャンピオンシップ進出はもちろん、その先の日本一を目指すスサノオマジックの今後の戦いに注目です。
オリンピックイヤーに、さまざま活躍を見せた山陰ゆかりの選手たち。来年の飛躍に期待が高まります。