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鳥取県障がい者スポーツ大会陸上競技 立岡ほたる選手と小椋友貴選手らが参加 県代表選出に向け好タイムを記録 鳥取県米子市

2025年6月2日 18:56
鳥取県障がい者スポーツ大会陸上競技 立岡ほたる選手と小椋友貴選手らが参加 県代表選出に向け好タイムを記録 鳥取県米子市

5月31日、鳥取県米子市で鳥取県障がい者スポーツ大会の陸上競技が行われ、日本海テレビがこれまで取材してきた2人の選手も出場しました。

この大会は障害者スポーツの発展と選手の活躍する場を広げようと行われているもので、今年秋に滋賀県で開催される全国障害者スポーツ大会の鳥取県代表選考会も兼ねています。

大会には県内の養護学校の児童から大人まで約70人の選手が出場。その中には、東京パラリンピック男子100mにも出場した米子市出身・安野祐平選手、そして、今年4月にパラ陸上デビューを果たした倉吉市出身の立岡ほたる選手と、倉吉総合産業高校3年の小椋友貴選手の姿もありました。

立岡ほたる 選手
「コンディションは良好です。目標は20秒台前半、頑張ります」

小椋友貴 選手
「きのうまで競技用車いすの位置とか調整していたので慣れという部分ではまだ全然なんですけど…。18秒でたらいいなっと思っています」

選手たちはトラック競技や走り幅跳びなど15種目に分かれて競い合います。

大会では、障害によってクラス分けされますが、立岡選手、小椋選手ともに同じクラスの選手が他にいないため、100mの同じレースで走ることに。

安定した走りを見せる小椋選手とそれに負ないくらいのスピードで追いつこうとする立岡選手。僅差でフィニッシュです。立岡選手は目標タイムを上回る19秒42、小椋選手は19秒24を記録しました。

立岡ほたる 選手
「今まで2大会くらいしか経験していないですが、その中で今日が1番思い切り走れたので練習の成果は出ているかなと思います。出られる大会いは積極的に出ていい結果が残せればいいなと思っています」

小椋友貴 選手
「きょうはよかったかなって思います。追い風の中で走れているし。まずは目標である育成選手の記録(17秒98)を切るために、体作りだったりそういうところも含めて頑張っていきたいなと思っています」

天候にも恵まれたこの日は、他の選手も自身の日ごろの成果を存分に発揮している様子でした。

鳥取パラ陸上競技協会 大森浩至 会長
「運動が好きな選手もこのような機会に恵まれて走れる、または運動ができるということに意義を感じておられるのではないかと感じている。こういった機会を励みにして1年間運動に携わっていただけたらと思う」

なお、今回の成績をもとに6月中旬、全国障害者スポーツ大会の鳥取県代表選手が選ばれる予定です。

最終更新日:2025年6月2日 18:56