“ぬいブルー”県内初公開作品や床まで忠実に再現したアトリエも 洋画家・佐野ぬいさんの追悼展 青森県弘前市
おととし亡くなった弘前市出身の洋画家・佐野ぬいさんの追悼展が弘前市で開かれています。
弘前市立博物館で開かれている追悼展には、「ぬいブルー」と呼ばれる青を基調とした抽象画など36点が展示されています。
県内初公開の弘前ねぷたを題材にした抽象画は、物や人物が分かるように描かれた珍しい作品です。
こちらは横幅2メートルを超える大型作品。
佐野ぬいさんが亡くなる1年前に描いた最後の絵です。
★訪れた人
「自分では使わないような色の組み合わせを使っていてきれいだなと思いました」
会場では東京にある久我山のアトリエが床まで忠実に再現されています。
★弘前市立博物館 髙橋奈学芸員
「ぬいさんの作品はいま見ても古くさくならずばかりですので、ぬいさんのことを知らないいただければと思います」
追悼展は5月6日まで開かれています。