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国内初 むつ中間貯蔵施設へ 柏崎刈羽原発から使用済み核燃料出発

2024年9月24日 18:12
国内初 むつ中間貯蔵施設へ 柏崎刈羽原発から使用済み核燃料出発

新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発から使用済み核燃料を運ぶ船がきょう午後むつ市の中間貯蔵施設に向けて出発しました。

東京電力はきょう国内で初めてむつ市の中間貯蔵施設へ向け柏崎刈羽原発の使用済み核燃料69体を搬出しました。再稼働を目指す柏崎刈羽原発の6号機と7号機の保管プールは容量の上限に近づいていて、燃料の搬出を進めひっ迫を解消する狙いがあります。東京電力は柏崎刈羽原発から来年度に専用容器を2基、燃料138体相当と、2026年度に専用容器を5基、燃料345体相当を中間貯蔵施設に移送する計画です。燃料は最終的に再利用されることになっています。ただ六ヶ所再処理工場は完成目標時期の延期を繰り返していて中間貯蔵施設での保管が協定で最長50年とする期間を超える懸念があります。

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