★青森放送　橋本莉奈キャスター
「愛宕公園の春の風物詩、美しい桜に赤のぼんぼりそして上を見上げると色とりどりのこいのぼりが空を泳いでいます」

およそ700本の桜が咲く野辺地町の愛宕公園です。
150匹のこいのぼりの大群が訪れた人たちを出迎えます。

★野辺地町商工会女性部　村木亜弓部長
「以前（こいのぼりを）寄付したという子どもが自分のこいのぼりを探しに来て、どこかなとそういう楽しみもありますし、家族みんなでこいのぼりと桜を楽しめるのではないかなと思います」

町民有志の「あたご公園鯉のぼり元気隊」による毎年恒例の取り組み。
長さ170メートルのワイヤーロープに取り付けられた大小さまざまなこいのぼりが陸奥湾をバックに泳ぎます。

★訪れた人
「桜いっぱい　めっちゃきれいです」
「野辺地のここは桜がいっぱい 有名です」
「きょうは子どもにこいのぼりを見せたくてきました　南部町からすごい桜がこれからって感じできれいだなと思って見ました」

香港から結婚記念の写真を撮るために訪れた夫婦も。

★香港から
「（なぜ青森で撮影を？）桜がとてもきれいだし桜が大好きだから」
「こいのぼりは初めて見ました　こいのぼりは日本の伝統でとても美しかったです」

町を訪れたという詩人・石川啄木の歌碑も設置されています。

★公園を管理するボランティアの女性
「県内にはいろんな（桜を見る）ところがあるんですけど、こいのぼりがあっていろんな昔の歴史のあるものが見られるということは野辺地だけじゃないかなと思っています」

愛宕公園では来月6日まで春まつりが開催されていて、鯉のぼりは来月10日まで掲げられるということです。