ひき逃げ容疑などでパート従業員の男(56)を逮捕 “フロントガラスに亀裂”の軽乗用車発見も容疑を「否認」 青森県青森市

今月17日青森市で起きたひき逃げ事件で警察は56歳のパート従業員の男を過失運転傷害と救護義務違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは青森市幸畑のパート従業員 工藤哲也(くどう てつや)容疑者56歳です。
工藤容疑者は17日午前5時すぎ青森市横内の国道103号で軽乗用車を運転し、近くに住む鹿内英二さん63歳をはねたあと、救護せずに逃げたとして過失運転致死傷と救護義務違反の疑いが持たれています。
警察は防犯カメラの捜査などから工藤容疑者を割り出し、19日の早朝に市内で損傷した工藤容疑者の白い軽乗用車を発見。
その後、任意同行を求め午後8時すぎに通常逮捕しました。
警察によりますと発見時、工藤容疑者の車は左前方部が損傷しフロントガラスに亀裂が入っていたということです。
調べに対して工藤容疑者は容疑を否認しています。
この事故で鹿内さんは腰の骨を折り、意識がないものの回復傾向にあるということです。
現場にスノーダンプがあったことなどから鹿内さんは除雪作業中に車にはねられたとみられ、警察が車の進行方向や工藤容疑者が逃げた動機などを調べています。