八戸市が懇談会立ち上げ トラック運転手の時間外労働の規制強化で物流の停滞が懸念される「2024年問題」
トラック運転手の時間外労働の規制強化で物流の停滞が懸念される「2024年問題」を受け八戸市は関係者と方策を話し合う懇談会を立ち上げました。
懇談会の初会合には運輸・畜産業をはじめ産学官金の関係者が出席しました。冒頭八戸市の熊谷市長が「円滑な物流環境の維持は特に重要であり発展可能な物流供給網の形成につとめたい」と協力を求めました。
続いて各分野の現状と課題が報告され水産業界では水揚げされた魚の輸送力が低減し船の誘致にも影響していることが示されました。これに対し解決策として低温・冷凍技術の向上などが挙げられコスト面での課題にも言及されていました。懇談会では意見交換を重ね物流供給網の維持と将来的な発展に向けての方策を探ります。