日本原燃の増田社長はむつ中間貯蔵施設にあすにも核燃料が搬入され稼働が近づいていることを巡り「使用済み核燃料を受け入れる選択肢が増える」と期待感を示しました。

★日本原燃 増田尚宏 社長
「本来は我々が再処理工場をきちんと計画通り動かしてプールに空きを作ってというのができればこういう風にはならなかった　RFSをはじめ中間貯蔵を考えている方々はわれわれの使用済み燃料をきちんと受け入れることができないものに対する選択肢を増やしてくれたと感じています」

使用済み核燃料は再利用することになっていますが中核施設の六ヶ所再処理工場はいまだ完成せず燃料をためるプールの容量は限界に近づいていて、各地の原発では使用済み燃料の搬出先が課題となっています。
日本原燃の増田社長はきょうの会見でむつ市の中間貯蔵施設が稼働することで使用済み燃料を受け入れる選択肢が増えると期待感を示しました。
むつ中間貯蔵施設にはあすにも使用済み核燃料が搬入される見通しです。稼働は月内を目指していますが事業開始に必要な検査がまだあるため稼働は来月にずれ込む見通しです。