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高知県内漁業就業者数 減少率が縮小【高知】

2025年5月7日 11:54
高知県内漁業就業者数 減少率が縮小【高知】
漁業就業者数などの国の一斉調査で高知県内は経営体の数は減少しているものの減少率は5年前より縮小したことが分かりました。

国が5年ごとに実施している漁業に関する統計調査の2023年の結果について県が5月2日、県内の状況を公表しました。漁業経営体の数は1983年以降、減少し続けていて2023年は1345と前回調査が行われた2018年の1599から254減少しました。

漁業経営体の減少率は2013年は18.7%、2018年は28.7%と拡大傾向でしたが、2023年は15.9%と5年前と比べ、縮小したことが分かりました。

また、新規就業者数は前回調査より6人増えて71人で、市町村別では須崎市や宿毛市で減りましたが、室戸市や香南市で増えています。

県は「若い層が一定数、新たに就業している。今後も若手や女性が入りやすい魅力的な漁業になるよう取り組みをしていく」としています。
最終更新日:2025年5月7日 12:00
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