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高知県の推計人口が65万人割れ 転出数が転入数を上回る「社会減」が2013年度以降で最多に【高知】

2025年4月21日 16:07
高知県の推計人口が65万人割れ 転出数が転入数を上回る「社会減」が2013年度以降で最多に【高知】
高知県の人口が4月1日時点で65万人を割り込んだことがわかりました。
転出数が転入数を上回る「社会減」が2013年度以降で最も多くなっています。

高知県が4月21日に発表した4月1日時点の県の推計人口は2024年の同じ月と比べて1万1279人少ない64万8313人となり、65万人を割り込んだことが分かりました。
人口減少の最大の要因は死亡数が出生数を上回る「自然減」で前の年度より562人拡大し8685人となりました。
また、転出数が転入数を上回る「社会減」も前の年度より793人拡大し2594人となり、2013年度以降で最も多くなりました。

県によりますと、県内の推計人口は2010年度以降、毎年7000人から8000人ほど減り続け、多い年には1万人以上減っています。

人口減少に歯止めがかからない状況について濵田知事は「昨年度の出生数が過去最低を更新したことや社会減がさらに拡大したことは大変厳しい。人口減少対策は1年2年で成果が出るものではなく粘り強く取り組んでいくことが必要」とコメントしています。
最終更新日:2025年4月21日 19:11