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タクシー配車アプリ『こちタク』高知市で運用スタート 475台の配車が可能に【高知】

2025年4月21日 17:04
タクシー配車アプリ『こちタク』高知市で運用スタート 475台の配車が可能に【高知】
4月21日から高知市内のタクシー約500台の配車が可能なアプリの運用がはじまり、21日朝、高知市役所前で運用開始を記念したセレモニーが行われました。

高知市ハイヤー協同組合は21日から高知市内のタクシーを配車するアプリ「こちタク」の運用をはじめました。東京に本社を置く株式会社REAが開発したもので、アプリをダウンロードすると電話連絡なしで近くにいるタクシーをスマートフォンからいつでも簡単に呼ぶことができます。

高知市内のすべての法人タクシー会社と一部の個人タクシーが参加し、475台の配車が可能でタクシー運転手が不足するなか乗客の利便性や配車効率の向上が期待されています。

21日、高知市役所前で行われたセレモニーでは高知市の桑名市長がスマートフォンに登録したこちタクのアプリでタクシーを呼び、実際に乗車するまでの流れを体験しました。組合では初年度でアプリのダウンロード数3万件を目指すとしています。

●高知市ハイヤー協同組合 高村禎二 常任理事
「地域のバス路線が今どんどん撤退しているのでその代わりをタクシー事業者がやっていかないといけない。一社だけではとても担えるものではないので全体がひとつにまとまるきっかけを作らないといけない。これから地域公共交通を担うひとつの媒体になっていけるといい。そういう風に育てないといけないと思っている」

「こちタク」はLINEからも登録することができます。

また高知市はアプリをダウンロードした先着4000人に1000円分のタクシークーポンの配布を行い「こちタク」の普及を促すことにしています。
最終更新日:2025年4月21日 17:04