高知県内にロケットの離着陸を行うスペースポートを作ろうという団体の設立イベントが、2月26日に高知市で開かれ、約160人が参加しました。

26日の夜、高知市のホテルでスペースポート（宇宙港）の設立を目指すイベントを開いたのは、一般社団法人スペースポート高知の発起人で代表理事の古谷文平さんと同じく発起人の小松聖児さんです。

2人は高知市の中学高校の同級生で、高知市でホテルを経営する古谷さんが「高知でスペースポート開港」というアイデアをSNSに投稿したところ、海外で衛星などを開発している小松さんが反応。
去年7月に株式会社BUNJI GATEを設立し、2月3日に一般社団法人を立ち上げました。イベントにはオンラインもあわせ約160人が参加し、高知から宇宙へという計画に熱心に耳を傾けていました。

●古谷さん
「すごく緊張したが、非常に多くの人に喜んでもらえたと感じた」

●小松さん
「必ずスペースポート高知を成功させて、高知県のみなさんにわくわくしてもらえて夢を見てもらえるスペースポートにしていきたい」

2人は今後2029年度の運用開始を目指して会員を募り、勉強会や調査を行うことにしています。