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チェーンソーを操り木を伐採する大会のトップ選手 香美市の学校で技術を披露【高知】

2024年11月29日 18:57
チェーンソーを操り木を伐採する大会のトップ選手 香美市の学校で技術を披露【高知】
チェーンソーを操り木を伐採する大会のトップ選手が11月29日に高知香美市を訪れ、スピードや正確さなど腕前を披露しました。

香美市の県立林業大学校でチェーンソーの技術を披露したのは、JLC(日本伐木チャンピオンシップ)のトップ選手たちです。

JLCは林業技術や安全作業意識の向上などを目的に行われるチェーンソー競技の国内最高峰の大会。
今年の全国大会で上位入賞した選手や審査員が講師を務め、林業大学校の研修生など約50人が技術を学びました。

■井上キャスター
「チェンソーの重さは、約7キロ。自在に扱う腕力やテクニックが必要です」

丸太に差し込まれた30本の枝を素早く正確に切り払う「枝払い競技」は安全性と正確性、スピードを競います。
チェーンソーの着脱競技は刃を素早くはずし付け替える競技では、研修生は1分20秒ほどかかりましたが、トップ選手は10秒を切る速さ。
そして、地面から7度傾いた丸太を30ミリから80ミリの厚さで上下から切り出す「丸太合わせ輪切り競技」など5つの競技があります。

研修生たちは、トップ選手のスピード感と正確な技、そして、安全にチェーンソーを操る技術に見入っていました。

県立林業大学校では、こうした体験を通して危険な現場での安全意識や技術向上につながればとしています。
最終更新日:2024年11月29日 18:57