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自民党総裁選・決選投票で石破茂氏が新しい総裁に【高知】

2024年9月27日 18:51
自民党総裁選・決選投票で石破茂氏が新しい総裁に【高知】
自民党総裁選の投開票が行われ、決選投票で石破茂氏が新しい総裁に選ばれました。
また、自民党高知県連による県内党員・党友の投票でも石破氏が最多得票となりました。

9月27日に投開票された自民党の総裁選挙

過去最多となる9人が立候補し、1回目の投票では過半数に届かず高市早苗経済安保大臣と石破茂元幹事長の上位2人による決選投票となりました。

決選投票は無効票をのぞき石破氏が国会議員票・都道府県連票あわせて215票を獲得。高市氏が194票でした。

自民党県連では27日午前、県内の党員・党友票の開票作業が行われました。選挙人の数は8174人で投票率は65・04%。開票の結果、石破氏が最も多い2009票、高市氏が1908票と県内の投票でも石破氏が最多得票となりました。

今回の総裁選で県関係の自民党国会議員5人はどの候補に1票を投じ、新総裁に何を期待をしているのでしょうか。

県連会長の中谷元衆議院議員は、石破氏に投票しました。
尾﨑正直衆議院議員は、高市氏に投票しました。

山本有二衆議院議員は、石破氏に投票しました。新総裁については「自民党を立て直すには相当のエネルギーと努力が必要だ。国民目線に立って納得できるような政策をうってほしい」とコメントしています。

梶原大介参議院議員は石破氏に投票し、「地方の現状や課題に精通している方。今後、より地方重視の政策を期待したい」とコメントしています。

中西祐介参議院議員は高市氏に投票し、石破新総裁については「自民党再生にかけた思い、決意をみんなで形にしないといけない。再生と日本の前進のためにリーダーシップをとってもらいたい」とコメントしています。

一方、野党第一党である立憲民主党の武内則男県連代表は。

立憲民主党・武内則男県連代表
「歴史はうそを言いません。この間金権腐敗政治はずっと続いてきて、この4年間で14人もの自民党議員が辞職をした。政治とカネで。そういう事態を招いた政治の結果責任は大変重たいと思っている。表紙を変えたからといってその体質や本質が変わるとはとても理解できません。どういう風に変えていくのか、解散までにきちっとその姿勢を見守りたい」

濵田知事も先ほど総裁選の結果について受け止めを述べました。

新総裁に選ばれた石破氏は10月1日の臨時国会で総理大臣に指名され内閣を発足させる予定です。

政治資金パーティにおける裏金問題で失った国民の信頼を取り戻すためどう党改革を進めるのか。 また、厳しさを増す安全保障環境や停滞が続く経済に対しどう取り組み改善していくのか、石破新総裁の手腕が注目されます。