やなせたかしさん夫婦をモデルにしたドラマで注目が集まる観光博「ものべすと」。
連休後半が始まるのを前に、そのエリアの一つ高知県南国市を井上キャスターが訪ねました。

やなせたかしさんデザインの、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のキャラクター「ごめん えきお」君。

■井上キャスター
「やなせさんゆかりの地、南国市をのんびり散策します。」

やなせたかしさんのゆかりの地である香美市、香南市、南国市の物部川エリアの観光が楽しめる観光博「ものべすと」。JR後免駅から南国市を散策しました。

今年3月に開通した南国市シンボルロード。JR後免駅と電車通りを結ぶ約270メートルの道路沿いには、キャラクターのモニュメントが設置されていてます。

シンボルロードの途中にあるのが「やなせライオン公園」。
公園には、やなせライオンのレプリカがあり、 県外から来ていた子どもたちは大興奮の様子でした。

後免町商店街にある通称「やなせたかしロード」では、やなせさんの支援で設置されたアンパンマンの仲間7体の石像が迎えてくれます。

商店街からしばらく歩くと宇宙船をイメージした建物「海洋堂Space Factoryなんこく」があります。フィギュアメーカー海洋堂の工房ではフィギュアの製作過程も見学できます。連休とあって県外の子どもたちが、ジオラマ作りを楽しんでいました。

最後に訪れたのは、ごめん・なはり線の後免町駅にある、やなせさんがデザインした「ごめん生姜地蔵」。「ごめん」の一言で、心のとげをぬいてくれるかもしれません。
やなせさんはショウガ好きで、「心身健康」「無病息災」などを祈願して建てたそうです。

大型連休もこれから後半が始まります。
県内の皆さんものんびり散策できるやなせさんゆかりの地を楽しんでみてはいかがでしょうか。