高知市の県立牧野植物園でやなせたかしさんがデザインしたキャラクターたちと高知の野菜がお目見えしました。
牧野植物園のふむふむ広場にお目見えしたのは、高知の園芸野菜と「高知の野菜11人きょうだい」のキャラクターたちです。
このキャラクターは「野菜嫌いの子どもたちにもたくさん野菜を食べてもらいたい」と県出身の漫画家やなせたかしさんが2003年に園芸こうち販売促進事業実行委員会から依頼を受けて制作したものです。

牧野植物園では高知の野菜がどのように育つかを園内で観察してもらおうとキャラクターたちの11体のパネルを設置し、そのモチーフになった11種類の野菜を植えたもので、訪れた子どもたちがさっそく畑の苗を興味深そうに見ていました。
高知県が生産量全国一を誇るししとうは接ぎ木をして育てるのが一般的といった、意外と知られていない高知の野菜に関する豆知識をふむふむと学ぶこともできます。

･植物研究交流センター岡林未悠さん
「普段見慣れている野菜が畑でどういうふうに育っているのか成長の様子を観察してもらって高知の野菜について楽しく学んでもらえるとうれしい」

牧野植物園では大型連休中の祝日には1日におよそ2000人の人出を見込んでいて5月3日から6日まで臨時駐車場を五台山公園とタナスカに設け無料のシャトルバスを運行することにしています。