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百日せきの流行続く 県は「学校で流行か」と分析 今後GWの影響が出ることも予想 手洗い徹底を【高知】

2025年5月9日 17:50
百日せきの流行続く 県は「学校で流行か」と分析 今後GWの影響が出ることも予想 手洗い徹底を【高知】
2025年2月以降急増している「百日せき」の患者数が、高知県内では大型連休期間を含む5月4日までの1週間に53人に上っていたことが分かりました。

百日せきは子どもの感染が多く、感染力が強いのが特徴で、特に乳児が発症すると死亡するおそれもあります。

県衛生環境研究所によりますと、県内では4月28日から5月4日までの1週間に53人の感染が確認されました。2025年の患者数はあわせて308人となり、患者数の報告が始まった2018年以降で最も多くなっています。

年齢別では10歳から14歳が全体の55%を占めていて、県は、学校で流行しているのではないかと分析しています。百日せきは、せきやくしゃみなどによる飛沫と接触により感染するもので、今後、大型連休期間中の影響が出てくることが予想されます。県は帰宅時の手洗いを徹底し、なるべく人ごみを避けるよう呼びかけています。
最終更新日:2025年5月9日 18:44