高知県宿毛市の小･中学校で授業中に地震が発生したという想定で避難訓練が行われ、子どもたちが避難の動きを確認しました。

宿毛市の小筑紫小学校で、小中合同で運動会の練習が行われ、綱引きの練習や閉会式の並びなどを確認し授業が終わりを迎えようとしていたころ、訓練の緊急地震速報が鳴り児童や生徒たちはその場で身をかがめ頭を守る体勢をとりました。

小筑紫小･中学校では地震や津波に備え授業中や休み時間、遠足などの学校行事にあわせ小中合同で年に5回ほど避難訓練を行っています。

7日は2025年度初めての訓練で、子どもたちには事前に知らされていませんでしたが、揺れが収まると約300メートル離れた高さ15メートルほどの避難場所へ向かって一目散に避難しました。

小筑紫小中学校では引き続き避難訓練を重ねていく予定で、11月には地域の人たちとも一緒に行う予定だということです。