11月の法改正で自転車の酒気帯び運転が厳罰化されましたが、12月に高知市の職員が酒を飲んで自転車を運転し、高知県警に検挙されていたことが分かりました。

高知市によりますと、自転車の酒気帯び運転で検挙されたのは高知市の市民協働部の主査です。
主査は12月6日、職場の職員同士の親睦会に参加したあと1人で他の店へ行き、午後11時45分頃、自宅に帰ろうと高知市石立町の路上で自転車を運転していた所を警察官に止められたものです。

主査の呼気からは基準値以上のアルコールが検出され、県警は酒気帯び運転で検挙しました。

自転車の酒気帯び運転は11月の道路交通法改正で厳罰化されたばかりで、高知市職員の検挙は初めてです。

高知市は「年末年始の交通安全運動の最中、職員が検挙され、市民の皆様の信頼を著しく損なう事態となり、深くお詫び申し上げる」とコメントを発表し、綱紀粛正と服務規律の徹底に取り組むとしています。