建設の進む高知県の南国安芸道路の工事現場で9月25日、地元の園児たちが橋脚のコンクリート壁に思い思いの絵を描きました。

園児たちのお絵描きイベントが行われたのは、建設中の南国安芸道路のうち最も東にあたる安芸市穴内の工事現場です。

道路工事を進める国土交通省土佐国道事務所が子どもたちに思い出を作ってもらおうと企画したもので、25日は地元の穴内保育所と赤野保育所の園児合わせて20人が参加しました。

特大のキャンバスとなったのは本線をまたぐ跨道橋の橋脚部分で、園児たちは色とりどりのクレヨンで思い思いの絵を描いていました。

また園児たちは大型ダンプやバックホーなど工事用機械を見学。

運転席に乗せてもらうなど普段できない体験に目を輝かせていました。高知東部自動車道の南国安芸道路は、来年春には高知龍馬空港・のいち間の3.5キロが開通予定で、残るは芸西西から仮称・安芸西までの8.5キロ区間だけです。

園児たちの描いた絵は今後工事が進むと見えなくなってしまうということですが、スケールの大きな工事現場での貴重な体験は忘れられない思い出となったようです。