不登校の小中学生が過去最多 ネット上の仮想空間・メタバースを活用したサポートが4月からスタート【高知】
インターネット上の仮想空間・メタバースを活用した子どもたちへのサポートがこの春、高知県内で始まりました。
学校へ通うことが難しい児童生徒などを対象にした新たな支援活動を取材しました。
集団で過ごすことに不安があったり学校へ通いづらいと感じたりしている子どもたちへ、学校外の居場所や学びの場を提供しようと県・心の教育センターが行っている取り組みがあります。
その一つが2025年4月から運用が始まったメタバースを使った「こころオンラインサポート」。インターネット上の仮想空間・メタバースを活用して子どもたちの学習や交流をサポートします。
参加者はそれぞれが自分の分身=アバターを使って動画やドリルを使った学習に取り組んだり、チャットを使って他の参加者と交流したりすることができます。
主な対象は、学校や教育支援センターなどに継続して通うことが難しい児童生徒で、小学生から、学籍に関わらず18歳まで利用できます。
文部科学省によりますと、高知県内の2023年度の不登校の小中学生は、前の年度より141人多い1604人で過去最多となりました。
こうした中、県教委が不登校の子どもたちを支援するために取り組んでいるのがメタバースの活用など多様な教育機会の確保です。
県内では、中学生から18歳までを対象にした対面でのサポートも行われています。
2024年9月から始まった「KochiTeens Base」です。
活動は週に1回、金曜日の午後に高知県立大学永国寺キャンパスで行われています。
県・心の教育センターと高知県立大学が連携して運営していて、センターのスタッフや学生ボランティアが様々な形で不登校の生徒たちの社会的自立に向けた成長を支援しています。
この日、生徒たちはスタッフや学生ボランティアと一緒にカードゲームで遊んだりバトミントンなど外で体を動かしたりして交流を楽しんでいました。
また、体験活動が企画されることも。この日行われたのは大学を会場とする「KochiTeens Base」ならではの学食探検ツアー。参加した生徒たちは学生ボランティアとの会話も楽しんでいました。
ボランティアとして携わっているのは社会福祉学部の学生たち。どのような思いでこの場所に足を運んでいるのでしょうか。
心の教育センターによりますと「少し年上の大学生たちと関わる中で、認められたり、対話したりしながら自信をつけ、自己表現できるようになってきた生徒もいる」といいます。
利用にはそれぞれ登録が必要で、心の教育センターで電話での問い合わせを受け付けています。
学校へ通うことが難しい児童生徒などを対象にした新たな支援活動を取材しました。
集団で過ごすことに不安があったり学校へ通いづらいと感じたりしている子どもたちへ、学校外の居場所や学びの場を提供しようと県・心の教育センターが行っている取り組みがあります。
その一つが2025年4月から運用が始まったメタバースを使った「こころオンラインサポート」。インターネット上の仮想空間・メタバースを活用して子どもたちの学習や交流をサポートします。
参加者はそれぞれが自分の分身=アバターを使って動画やドリルを使った学習に取り組んだり、チャットを使って他の参加者と交流したりすることができます。
主な対象は、学校や教育支援センターなどに継続して通うことが難しい児童生徒で、小学生から、学籍に関わらず18歳まで利用できます。
文部科学省によりますと、高知県内の2023年度の不登校の小中学生は、前の年度より141人多い1604人で過去最多となりました。
こうした中、県教委が不登校の子どもたちを支援するために取り組んでいるのがメタバースの活用など多様な教育機会の確保です。
県内では、中学生から18歳までを対象にした対面でのサポートも行われています。
2024年9月から始まった「KochiTeens Base」です。
活動は週に1回、金曜日の午後に高知県立大学永国寺キャンパスで行われています。
県・心の教育センターと高知県立大学が連携して運営していて、センターのスタッフや学生ボランティアが様々な形で不登校の生徒たちの社会的自立に向けた成長を支援しています。
この日、生徒たちはスタッフや学生ボランティアと一緒にカードゲームで遊んだりバトミントンなど外で体を動かしたりして交流を楽しんでいました。
また、体験活動が企画されることも。この日行われたのは大学を会場とする「KochiTeens Base」ならではの学食探検ツアー。参加した生徒たちは学生ボランティアとの会話も楽しんでいました。
ボランティアとして携わっているのは社会福祉学部の学生たち。どのような思いでこの場所に足を運んでいるのでしょうか。
心の教育センターによりますと「少し年上の大学生たちと関わる中で、認められたり、対話したりしながら自信をつけ、自己表現できるようになってきた生徒もいる」といいます。
利用にはそれぞれ登録が必要で、心の教育センターで電話での問い合わせを受け付けています。
最終更新日:2025年4月30日 19:09