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『変な魚がいた』生きている状態で見つかるのは非常に珍しい魚 ワカウナギ【高知】

2025年4月8日 18:49
『変な魚がいた』生きている状態で見つかるのは非常に珍しい魚 ワカウナギ【高知】
高知県・四万十川の河口で細長い姿をした珍しい魚が見つかり、四万十市四万十川学遊館で展示されています。

水槽内を泳ぐ、細長い生き物ー。
四万十市の四万十川学遊館あきついおで展示されている生き物は3月29日に四万十川の河口でシラスウナギ漁をしていた四万十市の男性から「変な魚がいた」と連絡があり学遊館に持ち込まれたものです。

スタッフが図鑑で調べたりSNSにアップしたところ、この魚がウナギ目ウミヘビ科の「ワカウナギ」だということが分かりました。
SNSで連絡があった専門家からは「採集例も少なく、生きている状態で見つかることは非常に珍しい」とのコメントが寄せられたということです。

ワカウナギの体長は約25センチで、これまでに餌を食べる様子は確認できていませんが水槽の中を元気に泳いでいます。

■ 四万十川学遊館 野村彩恵さん
「基本的に砂の中にもぐっているのであまり見られないかもしれないが、時々砂の中から顔を出したり隠れ家のパイプから顔を出したりかわいい姿が見られることもある」

学遊館ではワカウナギを「四万十川初記録種」として展示するということです。
最終更新日:2025年4月8日 18:49