ゴールデンウィーク最終日の5月6日。高知県香美市の龍河洞では県内外、さらに海外からも観光客が訪れ、鍾乳洞の織りなす不思議な空間を楽しんでいました。

■井手上キャスター
「あいにくの雨となった連休最終日ですが、香美市の龍河洞は雨でも楽しめるスポットで人気になっています」

香美市土佐山田町の龍河洞は1億7500万年をかけて水が石灰岩層を削って形成したとされる日本三大鍾乳洞の1つで、総延長4キロのうち1キロを公開しており国の史跡・天然記念物に指定されています。
6日午前中、雨が降るなかクルーズ船のツアー客や県内外の観光客が訪れ鍾乳洞の不思議な形状や雨で増水した滝の迫力などに目を奪われていました。

■岡山からの観光客
「すごくきれいだった」Ｑ今回どうして旅行先が高知だった？「カツオのたたき。カツオを食べたいと。すごく新鮮で美味しかった」

今年のゴールデンウィークは前半の飛び石連休の影響で客足が鈍かったものの、後半は昨年並みで5月4日には1日で2200人あまりが龍河洞を訪れたということです。

■龍河洞みらい 塩坂望さん
「やや近畿地方からは少なくて高知県とか近場の県からのお客さんが多かった。近畿が少ないのは万博の影響があるのかなと思っている。これからどんどん暑くなっていくので、涼を感じる場所としての龍河洞の楽しみ方も（あるので）来てもらえたらと思う」

また、保存や管理を行う龍河洞保存会によりますと、予約が必要な冒険コースや西本洞コースは夏休みの予約が始まっていて、すでにお盆の期間を中心に埋まりはじめているということです。