仁淀川町特産の『沢渡茶』の一番茶収穫が始まる【高知】
美しい茶畑が広がる仁淀川町の沢渡地区で一番茶の収穫が始まっています。
渓谷の急斜面に茶畑が広がる仁淀川町別枝の沢渡地区では、地元で茶の生産や加工販売を行う「ビバ沢渡」が衰退しかけていたお茶を地域のブランド「沢渡茶」として売り出していて、24日から一番茶の収穫がはじまりました。
この日は朝7時過ぎから作業が始まり、代表の岸本憲明さんたちが一番茶の新芽を機械で刈り取っていきました。
すっきりとした飲み口と豊かな香りが特徴という沢渡茶。今年は天候の影響なども少なかったことから、今シーズンの一番茶はおよそ6トンの収穫を見込んでいるということです。
ビバ沢渡 岸本憲明代表
「やっぱりうれしい。1年かけて世話したものが収獲してお茶になったのを見るというのは何ともいえない気持ち。新茶の時季しか味わえない風味と香りがあるので、それを感じてもらえたらいいなと思っています」。
沢渡地区の一番茶の収穫は5月中旬まで行われ、ゴールデンウイーク明け頃には新茶として県内の量販店などで販売するということです。