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【シリーズ年末回顧】今年節目を迎えたさまざまな出来事を振り返る【高知】

2024年12月10日 19:34
【シリーズ年末回顧】今年節目を迎えたさまざまな出来事を振り返る【高知】
2024年の出来事を振り返るシリーズ「年末回顧」。今回は、今年節目を迎えた高知県内のさまざまな出来事を振り返ります。

高知新聞とさでん交通 120周年〉
高知新聞社は1904年9月、高知に誕生。今年で創刊120周年を迎えました。
また、高知の路面電車も1904年5月に本町線と潮江線が開通。今年で120周年を迎えました。

様々な節目の年となった2024年、新たな一歩を踏み出した高知の出来事をまとめました。

〈デカンレンジャー20周年〉
まずは今年高知を沸かせた特撮ドラマ「特捜戦隊デカレンジャー」。2004年に放送され、今年夏に20周年の記念映画が全国上映されました。デカレンジャーの一人を演じるたのが、高知市の地域おこし協力隊の吉田友一さん。吉田さんの誘致で高知ロケが実現し、高知を舞台に宇宙警察が大捜査網を展開しました。
往年のファンも大興奮の様子でした。

こいのぼりの川渡し50周年〉
四万十町では恒例の「こいのぼりの川渡し」も今年で50周年を迎えました。
元は家庭で使われなくなったこいのぼりを四万十川の上にあげたのが始まりで、地域の風物詩になりました。

土讃線開通100周年〉
土讃線の日下駅から高知駅までの区間が開通して100周年を迎えました。

〈土佐久礼駅 開業85周年でリニューアル〉

四万十川ウルトラマラソン30回〉
四万十川ウルトラマラソンも今年、節目の30回を迎えました。
100キロの部には1628人が出場。100キロという途方もない道のりに挑むランナーたちにまず立ちはだかるのは、コース序盤にして最大の難所・堂ケ森。ふもとから峠まで標高差600メートルにもなる山道を駆け上がります。

大会の魅力が四万十川が織りなす雄大な景色。ランナーたちに大きな力を与えます。
大会実行委員会によりますと100キロの部の完走率は74.2パーセントだったということです。

高知龍馬マラソン10回〉
高知龍馬マラソンも今年で10回目を迎えました。
高知龍馬マラソンの第1回は2013年、それまで66年続いてきた高知マラソンをリニューアルする形で誕生しました。第1回の参加者は3475人でした。

今年の第10回の参加者は2倍以上の8395人。新型コロナの5類移行によって4年ぶりに制限のない通常開催となりました。
今回は42.195キロを2人で分けて走るペアリレーも初めて導入。季節外れの暑さとなった今大会、ランナーたちは一歩一歩、力強く前に踏み出し長い旅路を走り切りました。

そして来年2月の高知龍馬マラソン2025のエントリー数は11月時点の速報値で1万541人と1万人を超え、ファンランは475組、ペアリレーは361組と過去最高に。
第10回の節目を経て大会はさらに一歩先へと進んでいます。

さまざまな節目をきっかけにそれぞれの新たな一歩を踏み出した今年の県内。
これからも10年、20年とずっとこの歩みが続きますように。
最終更新日:2024年12月10日 19:34