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『賃上げが当たり前の社会の実現を』メーデーを前に高知市で労働者団体が集会【高知】

2025年4月29日 18:55
『賃上げが当たり前の社会の実現を』メーデーを前に高知市で労働者団体が集会【高知】
5月1日のメーデーを前に、4月29日に高知市で労働者団体が集会を開き、「賃上げが当たり前の社会の実現を」と声を上げました。

連合高知は29日、高知市の城西公園で集会を開き、県内の労働組合など21団体の約950人が参加しました。

挨拶に立った連合高知の池澤研吉会長は冒頭、「戦後80年のことし、世界で唯一の被爆国として『核兵器の廃絶』を訴え続けていく必要がある」と改めて強調しました。また、池澤会長は30年続いた「賃金抑制」は「賃金上昇」へと局面が変化しつつあるとし、今こそ賃金の抑制傾向や慢性的なデフレ経済に終止符を打とうと強く呼びかけました。

■池澤研吉会長
「『みんなでつくろう、賃上げが当たり前の社会』のスローガンのもと、2025年春季生活闘争を最後まで戦い抜き、すべての働く仲間の賃上げを実現していきましょう」

大会では賃上げや適切な価格転嫁、安心・信頼の社会保障制度の確立などの宣言を採択。参加者は労働者の命と暮らしを守る闘いに向けて団結ガンバローと拳を上げた後、のぼりを掲げて高知市内をデモ行進しました。
最終更新日:2025年4月29日 18:55