高知市の県立坂本龍馬記念館で幕末維新期に撮影された貴重な写真を集めた企画展が開かれています。
幕末維新期に日本に伝わってきた技術の1つ、写真。
幕末の時代、写真の技術に魅了された人も多く、坂本龍馬もその1人でした。
高知市の坂本龍馬記念館で開かれている幕末維新期の写真展には龍馬や妻・お龍など貴重な資料53点が並んでいます。
龍馬の一番上の姉千鶴の次男で、自由民権運動でも活躍した坂本直寛の湿板写真のほか、長崎医学校の2代目校長をつとめた坂井直常のアルバムには渋沢栄一など有名人のブロマイド的な写真や海外の医師や学者など123枚の写真がおさめられています。
現代につながる写真文化の始まりと重要性を知ることができるこの企画展は6月1日まで開かれています。