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土佐和紙の柔らかな風合いを活かしたアートの数々 いの町紙の博物館で展覧会開催中【高知】

2025年5月6日 18:59
土佐和紙の柔らかな風合いを活かしたアートの数々 いの町紙の博物館で展覧会開催中【高知】
高知県にあるいの町紙の博物館で和紙を使った美しいアート作品の数々を楽しめる展覧会が開かれています。

淡い色合いと和紙の柔らかな風合いが美しい作品たち。いの町紙の博物館で開かれている「田村晴彦と家族展」です。
作品を手掛けた田村晴彦さんは、50年以上のキャリアがあるいの町の紙すき職人の3代目で、紙すきと染色の技術を活かして20代の頃から和紙を使ったアート作品を創作しています。

染色した和紙をちぎり絵のように重ねて美しい山々や刻々と移り変わる夕景色を表現した作品や紙すきに使う簀桁を活用したダイナミックな作品が並びます。この作品は、和紙の原料であるコウゾなどを使い、紙すきを行う際のいきいきとした水の流れをあらわしています。

この企画展は5月10日まで開かれています。
最終更新日:2025年5月6日 18:59