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『やわらかい音色』メイドイン高知のバイオリン 地元・四万十町で初めてのコンサート【高知】

2025年4月29日 18:50
『やわらかい音色』メイドイン高知のバイオリン 地元・四万十町で初めてのコンサート【高知】
4月29日、四万十町の公園でバイオリンとギターのミニコンサートが開かれ、県産木材だけを使って地元の工房でつくられたバイオリンの音色が響きました。

四万十町の四万十緑林公園で行われたミニコンサートは気軽に音楽を楽しんでもらおうと、四万十公社が2020年からおこなっているイベントです。今回は高知市出身のバイオリニスト嶋﨑史香さんと安芸市出身のギタリスト佐伯北斗さんが参加し、澄み渡る青空の下7曲を披露しました。

この中で嶋﨑さんが手にしたバイオリンは地元の高橋ヴァイオリン工房が高知県産の木材のみを使って作られたもので、29日に初めて、その音色が地元・四万十町に響きました。

■バイオリニスト嶋﨑史香さん
「やわらかいというのが一番の印象。大きなボリュームはないが繊細な高音の細い美しい音が鳴るという感じ」「高知県にはスギがたくさんある、そのスギを使ってこんな風にバイオリンができることが主流になると、高知からたくさんバイオリンが生まれるきっかけになるので、そうなると面白い」

訪れた人たちはメイドイン高知の音色をゆったりと楽しんでいました。
最終更新日:2025年4月29日 18:50