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まさに神業!繊細で美しい切り絵アート 『日本の切り絵7人のミューズ』高知市で開催【高知】

2025年4月11日 17:23
まさに神業!繊細で美しい切り絵アート 『日本の切り絵7人のミューズ』高知市で開催【高知】
日本を代表する女性切り絵作家7人の作品を集めた切り絵アート展が、4月11日から高知市の県立美術館で始まりました。

ハサミやナイフを使い、1枚の紙を切り抜く伝統的なアート「切り絵」。息を呑むほどに繊細で、美しく、圧巻で、まさに神業といえます。
11日から高知市の県立美術館で始まったのは「日本の切り絵7人のミューズ」です。

会場には日本を代表する女性切り絵作家7人による個性あふれる多彩な表現の作品、約100点が展示されていてます。
この作品展はこれまで長野、福岡など全国7つの会場で開かれ、あわせて約13万人を動員していて、四国では初めての開催となります。

福井利佐さんの「LIFE-SIZED」という作品は、切り絵に光を当てて生まれた影はまるで彫刻のような立体感を生み出しています。蒼山日菜さんの作品「Voltaire」は18世紀のフランスの哲学者の小説の1節を切り絵で表現していて、すべての文字がつながっています。1行半を仕上げるのに5時間かかったという作品です。

「日本の切り絵7人のミューズ」展は県立美術館の県民ギャラリーで5月18日まで開かれていて、4月19、20日は蒼山さんのサイン会とギャラリートークも行われる予定です。
最終更新日:2025年4月12日 11:29