4月24日は植物学者・牧野富太郎博士の163回目の誕生日です。高知市の県立牧野植物園では恒例の無料開園が行われ、多くの人で賑わっています。
県立牧野植物園は、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士の誕生日である4月24日を「マキノの日」と定め、2016年から無料開園を行っています。

園内の「こんこん山広場」には色とりどりの花が咲き誇り、午前9時の開園と同時に多くの人で賑わっています。
この時期、回廊を彩るのは鮮やかな黄色のキエビネ。牧野博士は著書の中で「すこぶる美なり」とその美しさを讃えています。また南園ではナンジャモンジャと呼ばれる『ヒトツバタゴ』が真っ白な花を咲かせ、訪れた人たちの目を楽しませていました。

24日は園内の植物や収蔵している標本を見学するスペシャルツアーが行われていて、参加した人たちは植物を愛した牧野博士に思いを馳せていました。