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自宅マンションに火をつけて一部を燃やした男 懲役3年・執行猶予5年の判決【高知】

2025年6月11日 18:56
自宅マンションに火をつけて一部を燃やした男 懲役3年・執行猶予5年の判決【高知】
去年6月、高知市の自宅マンションに火をつけて一部を燃やした罪に問われていた男に高知地裁は6月11日、懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。

現住建造物等放火の罪に問われていたのは高知市桟橋通の無職 大坪柾貴被告(26)です。
起訴内容などによりますと大坪被告は去年6月、自宅のマンションで床に積んだチラシなどに火をつけて床に燃え移らせ一部を焼いた罪に問われていました。

11日、高知地裁で開かれた裁判員裁判による判決公判で稲田康史裁判長は「精神科などの治療を受ける必要性を認識しながらも適切に対処することなく、楽に死ぬために放火という危険な手段を安易かつ身勝手に選んだ」と指摘。
一方で、犯行の動機に精神疾患が影響していることや大坪被告が事実を認め更生の意欲を示していること、などから懲役3年執行猶予5年を言い渡しました。
最終更新日:2025年6月11日 18:56