ギネスにも認定“大屋根リング”支える愛媛の技術!ひと足早く万博会場に潜入
で、このスナダヤのCLT。実は1周およそ2キロメートル、世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定された、大阪・関西万博のシンボル、「大屋根リング」に使われているんです!
スタッフの河渕裕輔さんが中心となって、おととし4月からこの「大屋根リング」の建設プロジェクトに携わってききました。
河渕裕輔さん:
「(大屋根リングには)幅2.4メートル×長さ8メートルのCLTが約2700枚使われています。ぜひ訪れた際には実際に遊歩道のうえを歩いていただいて、遊歩道から見える景色や万博の会場の雰囲気を味わってほしいと思います」
大屋根リングの遊歩道部分や植栽エリアに使われているスナダヤのCLT。ポーランドやスペインなどのパビリオン建設にも使用されているといいます。
愛媛の技術が、世界が注目する一大イベントを支えているんですね~!
河渕裕輔さん:
「やっぱり自分が一番携わってきたプロジェクトですので、絶対成功してほしいしみなさんに楽しんでほしいと思います。私もチケットを買ってますので、実際に行って自分が作ったCLTがどんなふうになっているのかすごく楽しみです」
【中継】
青木アナ:
今、動物たちが駆け抜けていきます。ほかにもあるんです!大阪・関西万博の中の愛媛。私が今いるこの場所は、まるで森の中にいるような空間なんです。霧も立ち込めているんですが、何のパビリオンかわかりますか?
ここは別子銅山に端を発する住友グループの「住友館」なんです。この住友館の建物の外観は、別子銅山の山々をイメージしてデザインされているんです。
さらに、外壁に使われている木材は、別子をはじめとする住友の森から切り出したという、愛媛ともゆかりの深い空間になっているんですよ。
今ちょうど館内のツアーが始まりましたので、私このランタンを持って巡っていきたいと思います、このランタン実は暗い森の中を照らすだけじゃないんですよ。光っている切り株に乗せますと…色が変わりました。中に注目してください。