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きょう「鎮火宣言」愛媛の山火事発生から半月…藤井キャスターが見る現地の今

2025年4月14日 17:00
きょう「鎮火宣言」愛媛の山火事発生から半月…藤井キャスターが見る現地の今

白石キャスター:
藤井さんの目線で愛媛を取材する「藤井目線」のコーナーです。

藤井キャスター:
今回は、こちらを取材しました。先月23日、今治市の長沢で発生した山火事です。発生以降、昼夜を問わず消防隊や自衛隊、消防団などによる懸命の消火作業が続きました。避難指示も出されて多くの方々が連日不安を抱えながら過ごされていたことを、東京にいた私にも毎日その情報、状況が届いていました。発生9日目に「鎮圧宣言」が出されました。(※4月14日に「鎮火宣言」)

白石キャスター:
当時、愛媛で山火事というニュースを知った時、またどんどん変化していく愛媛の状況をどうみられていましたか。

藤井キャスター:
この1年で3回ほど今治に取材で赴いているんですけど、自分が取材した場所からそんなに離れていないなと。高速道路からこんな近いところで火災があって大丈夫かなということを地図上で確認していたんですけども、実際きょう現地に行ってみて、あ、こういう状況だったのかということがよく分かりました。山火事から半月以上が経ち、現地が今どうなっているのか、取材しました。

藤井キャスター:
「かなり広い範囲ですね。左手見てみると山肌がほぼ真っ黒に焦げてるのが確認できますが、高速道からかなり近いところまで燃えてましたね。肉眼で見るとかなり広範囲でびっくりしますね」

藤井キャスター:
「私の後ろに山林火災の跡を確認することができるんですが、そこから視線を下に向けてみますと、すでに燃え落ちてしまっている住宅があります。で、こちら見てみますとJRの線路があるんですが、線路の手前にこのような木製の柵があるんですがこちらも燃えています。ただ、線路を挟んだ反対側の木も燃えてしまっているのが確認できます」

藤井キャスター:
「こんにちは。これ今何してるところです?」
男性:
「ここの(木が)道路沿いに倒れるんで。放っておいたら向こう向いて倒れる。道路が車や人が通るときに当たったらいけないので」

藤井キャスター:
「これはみなさんボランティアなんですか?」
男性:
「ボランティア」
藤井キャスター:
「ご自宅は影響なかったですか?」
男性:
「私は市内なんで大丈夫だった」

藤井キャスター:
「これはやはり、燃えてしまうと後、木は倒れやすくなる?」
男性:
「倒れる。風が吹いたら」
藤井キャスター:
「じゃあ今、あえて早めに切っている?」
男性:
「防災のために減災のために」