地球上に7000種以上…でも研究者は世界で数人!?謎だらけの“発光生物”に魅せられた大学生
夜の海岸。南條さんの姿がありました。
南條さん:
「色々試してみたんですけど、ここが一番よく取れました」
夜行性の甲殻類「ウミホタル」を採集するためです。
「この穴からレバーの匂いを嗅いだウミホタルが入ってくると。可愛い名前してるんですけど肉食で、死んだ魚とかも骨だけにしてしまうような…獰猛な動物です」
記者:
「こんな風に泳ぐんだ」
南條さん:
「結構素早いですよね。こうやって刺激すると青い液を出します。上唇腺という分泌腺から黄色の発光物質を出して、これが海中の酸素と反応するとこうやって光が出ます。この光を見ると、研究のモチベーションになりますね」
今年、大学を卒業後県外の大学院に進学してさらに研究を深めるという南條さん。
南條さん:
「普段目をかけないところにも実は面白い生き物がいて、それにはまだまだ分かっていない謎がたくさん満ち溢れているので、光ったら、是非僕に教えて下さい!」
人類の更なる飛躍へ!南條さんの飽くなき探求の道を発光生物が照らすかもしれません。