GWにおすすめ!愛媛で楽しめる“ユニークな展覧会”3選 最寄りグルメとあわせていかが?
麗しの「女神たち」です!愛媛県美術館で開催中の、「アルフォンス・ミュシャ展」。19世紀末にヨーロッパで起きた芸術運動、アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャが描いたポスターや装飾パネルなどおよそ500点が展示されています。
最大の見どころは、ミュシャ作品の特徴、優美なタッチで描かれた女性たちです。
杉本記者:
「春の女神は、お花に囲まれて色鮮やかな感じで明るい印象ですね。夏、秋、、冬の女神はなんだか寒そうです」
四季や星、花などといったテーマを、いろいろな表情をした女性で表現しています。
会場には、こんなコーナーも登場。
杉本記者:
「いま、ジョブたばこの女神に1票入りました」
来場者:
「女の人の強さを感じますよね」
来場者:
「四季の中でも秋が一番好きっていうのと、色合いがあったかい感じで、赤髪の女の子もかわいいんで、これにしました」
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産業革命によって大量生産、大量消費の時代に突入したこの時代。
杉本記者:
「これは、香水ですね。香水にも、女神がいます」
安価で大量に制作できるリトグラフをいち早く取り入れ、演劇や商品のポスターやパッケージを手掛ける“興行デザイナー”としても活躍した、ミュシャ。
会場にはビスケットや自転車の宣伝ポスターに…
杉本記者:
「紅茶の缶、チョコレートの缶、シャンパンの缶にも女神!なんかもうジャケ買いしてしまいそうなデザイン!」
カレンダーや、レストランのメニューなどなど。ミュシャが手掛けたおよそ120年前のパリの日常を彩った、「暮らしのアイテム」が展示されています。ミュシャが有名になるきっかけとなった演劇「ジスモンダ」の宣伝用ポスターは、あまりの人気によく盗まれていた、という逸話が残っているそうです。