あさっては、母の日です。松山市内の幼稚園で園児がお母さんに用意したのは、世界に一つだけのプレゼントです。子ども達の思いがパンパンに詰まっています♪

和氣アナ：
「松山市内の幼稚園なんですが、教室の中、子どもたちが何か作ってますね。これなんだ？粘土？」

こねて…ちぎって。松山市西垣生町の木の実幼稚園で子ども達が作っていたのは…

男児：
「かあちゃん」
女児：
「ママ」
男児：
「母ちゃんの顔」「パン！」

お母さんにプレゼントする“パン”です。木の実幼稚園では、毎年母の日に合わせて、お母さんの顔をイメージしたパンを手作りしています。

木の実幼稚園 中矢コノミ園長：
「自分たちが日頃食べている給食のパンって、どんな風に作ったりどこで作るんだろうと。“食育”に引っ掛けて、じゃあパンを小麦を使ってというのがあったから、それだったら母の日に、お母さんの顔はどうだろうと」

白、ピンク、茶色の生地を使って仕上げていくお母さんの顔。

女児：
「あっかんべー」

女児：
「ニッコリ。だからニッコリ（顔）にした。ママはいつも大切にしてくれるから」

オリジナリティあふれるパンが出来てきましたよ～。形が完成したら、幼稚園バスに乗せて伊予市のパン工場で焼き上げます。

そして…3時間後。焼きあがったパンが到着！おぉ～、みんなのパン、上手にできてますねぇ！

「これ、お母さんで、（こっちは）自分」

パンを包む袋も、子どもたちの手書きメッセージが添えられたオリジナル。感謝の気持ちがパンパンです！お母さん、喜んでくれるかな♪

ここはちゃん：
「おかあさんいつもありがとう」
母：
「ありがとう」

年長のここはさん、早速、迎えに来たお母さんにプレゼントしました。

母：
「お口これ？あ、分かった。こうか！かわいい。お目々がかわいい」

お母さんの顔と比べると…似てるかな？

ここはちゃんの母：
「ウインクとか、いつも家でたまにするんで」

きょうは、ここはちゃんの2歳下の弟からも。

ここはちゃんの母：
「いつも怒ってばっかりなんだけど、こういうのもらうとありがとうって思う。（家族）みんなで食べます」

あさっての母の日、それぞれのカタチで感謝の気持ちを伝えてみませんか。