“伸び率”は２年連続全国１位。
例年、全国平均を下回っている、愛媛の「特定健診」の受診率が改善の傾向を見せています。

40歳から74歳までの国民健康保険への加入者を対象にした「特定健診」は、生活習慣病の予防のため国が1年に一度の受診を推奨しています。

しかし、県内の受診率は過去最高だった2023年度でも35％で37位と、全国平均を下回る状態が続いています。

県総合保健協会では受診率の向上を目指し、3年前から「行ってこーわい！愛媛の健診」プロジェクトを推進。

コマーシャルに加えて昨年度、県民から「健診ダンス」の動画を募集したところ65件の投稿があり、きょうは最優秀賞に輝いた新田高校のダンス部がダンスを披露しました。

協会によると、プロジェクトのスタートをきっかけに受診者が増加傾向にあり、前年度と比較した“伸び率”は2年連続で全国1位となったということです。