気温や天気の変化が原因「天気痛」&春の「熱中症」に注意!対策は?

こちらは今月松山で観測した最高気温のグラフです。ジグザグに変化しています。今月10日頃に5月上旬並みとなったあと、寒の戻りで3月中旬並みに。そのあと6月上旬並みと気温のアップダウンが激しくなりました。
気温や天気の変化が原因で体に不調が出る天気痛。さらにはこれから迎える本格的な暑さ。どんな対策をすればいいのか、取材しました。
水口気象予報士:
「きょうは曇り空なんですが薄日が射す時間もあって、日が当たると少しムシっとした体感です。ただ風はヒンヤリとしていて、上に着る上着どうしようかなと迷うような体感です」
きょうの松山は最高気温23.6℃と5月上旬並み。朝との気温差はおよそ9℃となりました。
そんな中…
整体骨盤ケアラフ音ラフ 整体師 小野理奈さん:
「首がかなり張ってますね」
患者さん50代女性:
「多分ここ最近の寒暖差で肩に力が入ってたんで、首から肩にかけてすごく辛くなってきた感じです」
仕事上、日ごろからデスクワークが多いという50代の女性。寒暖差から首や肩の辛いコリを感じていると言います。
整体師の小野さんによると1年のうちでも気圧や気温の変化が大きいこの時期は、頭痛や肩こりなどの不調を訴える患者が特に多いということです。
整体師 小野理奈さん:
「今年は気温の変化がすごく激しいせいもあるのか、ちょっと早い段階からもう2月の終わりぐらいからお客さんが増えています。肩こり首こりっていう方もたくさんいらっしゃって、肩首からくる頭痛というのも多いのかなと感じています」
気圧や気温の変化に伴って、自律神経が乱れることで現れる肩こりや頭痛などの不調はどの年代でも起こりうることですが、小野さんによるとホルモンバランスが崩れやすい40代以上の人は特に注意が必要だといいます。
整体師 小野理奈さん:
「更年期の方は通常でもホルモンバランスが乱れやすいというのがあるので、それに加えて気象の変化でより体調が悪くなりやすいということがあります」
小野さんによると、日々のストレッチや入浴などで体の血流をよくすれば不調が和らぐこともあるそうです。