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未明の松山市 民家のブロック塀と擁壁が崩落 流れこんだ土砂で住宅1棟が半壊【愛媛】

2025年5月22日 18:09
未明の松山市 民家のブロック塀と擁壁が崩落 流れこんだ土砂で住宅1棟が半壊【愛媛】

きょう未明、松山市の住宅街で民家のブロック塀とよう壁がおよそ18メートルにわたって崩れ落ちました。住宅1棟が半壊しましたが、けが人はいませんでした。

滝口記者:
「松山市御幸の団地で壁が崩れ落ちたということです。崩れ落ちたとみられる場所はブルーシートで覆われていて、下を見渡してみますと、土砂や瓦礫が民家に流れ込んでいるのが分かります」

松山市消防局によりますと、きょう午前4時20分頃「松山市御幸1丁目の住宅街で石垣が崩れ泥水が入ってきた」と付近の住民から119番通報がありました。

消防が現場に向かったところ、高台にある民家のブロック塀と、その下のよう壁部分が、高さおよそ4メートル幅およそ18メートルにわたって崩れ落ちていました。

崩れたブロック塀や土砂は高台の下にある民家に流れ込み、住宅1棟が半壊、プレハブの倉庫1棟が全壊する被害が出ましたが、けが人はいませんでした。

付近の住民は:
「ドンよねドンというかね」
Q.離れてても聞こえた?
「聞こえました。ちょうど4時。雨がすごかったもん」

消防は付近の住民に避難を呼びかけるとともに、ブルーシートや土嚢を使って応急的措置を施しています。

崩れた原因は分かっていませんが、松山ではきのう昼過ぎから雨が降りはじめ、午前4時半までの3時間に46ミリの雨量を観測していました。

松山ではこの週末にも雨が予想されていることから、消防では現場周辺の警戒パトロールを続けることにしています。

最終更新日:2025年5月22日 19:57