突然の落雷から身を守るには?木の下に移動は危険!気をつけるサインと対処法

空を切り裂くような稲光。愛媛県内はきのうから大気の状態が非常に不安定となっていて、各地で雷が鳴り響いた時間がありました。これから雷の発生が増える季節、落雷からどのようにして身を守ればいいのか解説します。
水口気象予報士:
「この時間まだ雨は降っていませんが、暗い雲が立ち込めていて今にも降り出しそうな空です」
上空に流れ込んだ強い寒気の影響で、きょうも大気の状態が非常に不安定となった県内。夕方にかけて雷が発生しやすい状態が続きました。
こちらは雷の威力とその衝撃の実験映像です。コンクリート製のブロックも破壊してしまうほどの威力がある雷から身を守るためにはどうすればいいのか詳しく解説します。
松岡キャスター:
気象予報士の水口さんです。雷と言えば何となく“夏”というイメージがありますが、春も雷に注意が必要なんですね。
水口気象予報士:
年間を通してみると3月から徐々に雷の発生が増え始め、7月と8月に一番多く発生する傾向にあります。夏は強い日差しによって山などで雷雲が発生しますが、今の時期は低気圧や前線が近付いて暖かく湿った空気が流れ込んだり、上空に強い寒気入ることで大気の状態が不安定となって雷が発生します。
松岡キャスター:
先週、奈良県のグラウンドで、生徒が雷に打たれた事故もありましたが、県内でも過去には落雷による被害がありました。
水口気象予報士:
4年前の8月、落雷による火災が発生した伊方町の温泉施設、「亀ヶ池温泉」です。施設の利用者や従業員にケガはありませんでしたが本館が全焼し、隣接する温泉施設の一部が焼けるなど大きな被害を受けました。
いつどこで発生するか、予測が難しい雷。
家の中から稲妻みた人:
「稲妻みたいなのはうちの中から見たりはしますけど、今よく言いますよね。(姿勢を)低くしろとか今それも怖いですもんね」
家の近くで落雷を経験:
「光った瞬間にドンて揺れたんですよね家が。みんな夜で目覚めて何や?地震か?みたいになり寝れなくなった」
Q.雷のタイミング分かる?
「分かんないですね。光って何秒ぐらいで音が鳴ったら、どんぐらい離れてるか音のあれでわかりますけどそれが近かったらどうしようっていう」