四国霊場の石手寺で文化財修復に向けたクラファン立ち上げ
石手寺で文化財修復に向けクラファン(画像は国宝の二王門)
四国霊場第51番札所の石手寺が、文化財の修復などに向けたクラウドファンディングをスタートさせています。
石手寺は、国宝に指定されている二王門や、本堂、鐘楼、三重塔などの重要文化財、そして“四国遍路の開祖”とされる衛門三郎の伝説が残る寺で、年間を通して多くの参拝者が訪れます。
3年後の2028年に創建1300年の節目を迎えるのを前に、文化財を修復するプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングで費用への支援を呼び掛けています。
集まった資金は、およそ90年ぶりとなる三重塔の屋根のふき替えや、すでに工事を終えた鐘楼の修復費用に充てられます。
また、ふき替え工事で外した三重塔の屋根瓦といった返礼品の発送費用などにも活用するということです。
クラウドファンディングは専用のHPのほか、寺の納経所でも受付けています。
最終更新日:2025年5月6日 19:43