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JR松山駅周辺の再開発 野志市長が施設イメージに北九州市「子どもの館」挙げる

2025年4月8日 19:59
JR松山駅周辺の再開発 野志市長が施設イメージに北九州市「子どもの館」挙げる

松山市の定例記者会見では、JR松山駅周辺の再開発について質問が相次ぎました。この中で、周辺に整備する施設の具体的なイメージを問われた野志市長は、北九州市の「子どもの館」を挙げました。

松山市はJR松山駅周辺の整備について、民有地や市の所有地を活用し、民間開発を促しながら交流広場や商業施設などの整備を進めたいとしています。

きょうの記者会見でその進捗状況を問われた野志市長は、「現在、民間業者と盛んに話をしている。途中段階のことは言えない」と、回答しました。

一方、施設の具体的なイメージについて問われると、九州に出張した際に視察した北九州市の「子どもの館」が大変参考になっている、と答えました。

JR黒崎駅に隣接する「子どもの館」は、ワンフロアにボールプールやアスレチックエリアなど、複数の体験コーナーが集まっています。

野志市長:
「元々デパートだったところが、 空きスペースになった。そこに 子供の居場所を作ってお客様とってもよく来ているところがあるんです、全天候です。雨の日でも寒い日でも暑い日でも遊べますし、小さいお子さんからちょっと大きいお子様で本当に笑顔で遊んでいたので、こういうのが松山駅周辺にできればいいなというふうに感じて帰ってきた次第です」

また、アリーナ整備を進める「車両基地跡地」について、先月開かれた検討会では、アリーナとホールを切り離し整備を進める方針を申し合わました。

文化施設整備の方針について市長は、

・来年2月、総合コミュニティセンターのキャメリアホール(1000人規模)の改修が完了する見込み

・Bリーグの試合を開催している他県の複数のアリーナでは問題なくクラシックのコンサートが開催できていると聞いているなどと説明。

今後について、「検討会の立ち上げや役割分担を含めて、あらゆる方策で将来の文化施設のあり方について考えていきたい」と説明しました。

最終更新日:2025年4月8日 19:59