宇和島市の中学生が、将来について考える特別授業が開かれました。

宇和島市で開かれた特別授業には、市内全ての中学校から3年生およそ500人が参加しました。

授業ではまず、将来「地元」「都会」のどちらで働きたいか、ディスカッションしました。

地元派：
「宇和島には海やミカンといった地域の強みがあり、そうした産業に関わることで、地元を元気にする力になれます」

また授業では、宇和島などで働く5人の職業人が仕事のやりがいなどについて話しました。

企業組合 いわまつ兵頭肇代表理事：
「都会でノウハウを身に着けて、それを田舎に帰って全国展開するというのは、田舎にしかないチャンス」

城南中3年生：
「いい刺激になりました。一度都会に出てまた戻ってくるみたいな手段で、宇和島で仕事を見つけたい」

中学生は今後、10月の職場体験学習も行い、将来の進路選びに向けさらに考えを深めていくということです。