きのう夕方、八幡浜市のJR予讃線で特急列車が、線路内に入ってきた高齢女性をはね、その後、女性は死亡しました。

きのう午後6時半過ぎ、八幡浜市五反田で、JR予讃線の松山発宇和島行きの特急列車が線路内を歩いていた女性をはねました。

女性は、近くに住む讃岐睦美さん（79）で、事故後、病院に搬送されましたが外傷性ショックで死亡しました。

警察によると、讃岐さんは列車の進行方向左から傘をさして線路内を歩いていたとみられ通報時、運転士は「非常停止ボタンを押したが間に合わず人と接触した」などと話していたということです。

現場は、八幡浜駅からおよそ1.8キロの地点で、踏切はなく、線路の両側のフェンスは途切れていたということです。

列車の乗員・乗客にケガはありませんでしたが、事故の影響で特急列車4本が運休するなどしました。

警察は事故の原因を調べています。