「自民党に不満があった」自民党愛媛県連ポスターに生卵投げつけ 20代男を書類送検

去年、自民党愛媛県連が設置した掲示板のポスターに生卵が投げつけられた事件。警察はきょうポスターを汚すなどした疑いで市内の20代の男を松山地検に書類送検しました。男は「自民党に不満があった」と供述しています。
威力業務妨害の疑いで松山地検に書類送検されたのは、松山市内に住む20代の男です。
警察によりますと、男は去年10月30日午前2時10分ごろ、松山市東雲町にある県連の事務所が入る建物の駐車場で石破首相のポスターに生卵を投げつけて汚したなどの疑いが持たれています。
県連は、防犯カメラの映像で生卵を投げつける人物を確認。翌日の11月1日に松山東警察署に被害届を提出していました。
警察の調べに対し男は容疑を認めていて、「自民党に不満があった」と話しているということです。
自民党県連の鈴木俊広幹事長は「県警の粘り強い捜査で検挙されたことに感謝します。自民党としては暴力には断固たる決意で取り組みます」とコメントしています。