愛媛大が学内施設の新愛称を発表 全国で増える大学のネーミングライツ事業…その狙いは
大学生に地元企業を知ってもらい、産学連携で魅力発信へ。愛媛大学は、県内企業とネーミングライツ契約を結び、学内2つの施設の新たな愛称を発表しました。
きょう愛媛大学城北キャンパスで看板の除幕式が行われ、大学最大の講堂、グリーンホールの新たな愛称「コラボハウスホール」が発表されました。
松山市のハウスメーカーコラボハウスと愛媛大学がネーミングライツ契約を結び、5年間「コラボハウスホール」という名前が使用されます。
また、地域の人も利用できる施設E.U. Regional Commonsの交流スペースは、松山市に本社を置くNPシステム開発がネーミングライツ契約を結び、「NP地域交流ルーム」と命名されました。
全国でも増えている大学のネーミングライツ事業。
愛媛大学 仁科弘重学長:
「一番重要なのは、大学が社会と連携しながら活動する存在でないといけない」
企業としても、大学でのネーミングライツにある効果を期待しています。
株式会社コラボハウス 松坂直樹代表取締役:
「地方で住宅を手掛ける会社が今後事業を拡大していこうと思うと、ここの消耗戦に一石を投じたいという思いが一番強くありました。(ネーミングライツで)産学連携という意味でも、私たちがまず家づくりの魅力を楽しさを知っていただく機会にしたい」
愛媛大学では、今回契約を結んだ企業と今後も連携し、魅力向上を図っていきたいとしています。