ハッチョウトンボ 総社市で飛び始める 地元の小学生が見学会
生息地の減少で絶滅が危惧されている国内最小のトンボが、今年も岡山県総社市で飛び始めました。
児童達の視線の先にいるハッチョウトンボです。鮮やかな赤色と茶色の縞模様が、周囲の中で際立ちます。
県の準絶滅危惧種にも指定される日本最小のトンボで、体長は、わずか2センチほど。総社市のヒイゴ池湿地で行われた観察会には、総社北小学校の6年生が参加し、目を凝らしながら1円玉の大きさのトンボを探しました。
観察会はハッチョウトンボと、その生息地である湿地について学んでもらう目的で、総社北小学校は20年以上前から資源回収などで集めたお金を、湿地保護のために寄付しています。児童たちに大切に守られているハッチョウトンボは、8月中旬まで観察出来るということです。
最終更新日:2025年6月2日 18:57