「美術を探求ギモンにせまる」香川県立ミュージアム
美術作品にまつわるギモン=疑問を手掛かりに、作品の魅力を探る特別展が、高松市の香川県立ミュージアムで開かれています。
どの様な材料や方法で描かれたのか。なぜそれを描いたのか。香川県立ミュージアム所蔵の作品を中心に、およそ80点が展示され、素材や技法、それに題材の3つの視点で作品の疑問に迫ります。
エジプトを題材にした作品は、現地の砂を絵の具に混ぜ込んで、ザラザラとした質感で乾いた砂漠の雰囲気を表現。また三木町出身で型絵染の人間国宝、鎌倉芳太郎の長着の展示では、同じ型紙を使って緻密に模様をつなげる技法を紹介しています。
疑問を手掛かりに、様々な視点から作品を紐解いていくと美術の新たな魅力が見つかります。「美術を探求ギモンにせまる」は、来月(11月)10日まで香川県立ミュージアムで開かれています。
最終更新日:2024年10月24日 16:29